がん検診・精密検査
子宮頸がん検診、子宮体がん検査、子宮・卵巣超音波検査、HPV検査を行っています。
また、子宮頸がんの精密検査(コルポスコピー検査・組織診)を行っております。
江東区の子宮頸がん検診
当クリニックは江東区の子宮頸がん検診実施医療機関に指定されております。
江東区在住の20歳以上の偶数年齢にあたる女性の方が対象となります。
受診対象者の方には、6月中旬に受診券(シール)が届きますので、ご持参の上、有効期限内にご来院ください。
患者さまのご負担金額は600円となります。
検診で精密検査が必要となった際、保険診療(有料)となります(費用は窓口におたずね下さい)。
オプション
(推奨)経腟エコー(超音波)
子宮頸がん検診だけではわからない子宮や付属器(卵巣・卵管)を超音波で確認できます。
HPV検査
子宮頸がんの原因になるヒトパピローマウイルス(ハイリスクHPV)を確認します。
子宮体がん検診(内膜細胞診 + 経腟エコー(超音波))
子宮体がんの検査(内膜細胞診)もあわせて行うことができます。
安全のために、経腟エコー(超音波)も行いますので、あらかじめご了承下さい。
子宮頸がんについて
子宮頸がんとは、子宮頸部にヒトパピローマウイルス(HPV)が感染することによって発生する悪性腫瘍(がん)です。
最近は20~30代の若い女性に増え、30代後半から40代前半がピークとなっています。
日本では、毎年1万人の女性が子宮頸がんになり、約3,000人が死亡しており、患者数も死亡率も増加しています。
子宮頸がんは通常、早期には自覚症状がありませんが、子宮頸がんが大きくなるにつれて不正出血(月経以外の出血)や、正常ではないおりもの、性行為の際の出血、下腹部の痛みがみられます。
※国立研究開発法人国立がん研究センター「全国がん死亡データ(1958年~2021年)」「全国がん罹患データ(2016年~2019年)」から抜粋。
URL:https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/data/dl/index.html
子宮頸がん検査(細胞診)
腟を腟鏡で広げ、奥にある子宮頸部からブラシで細胞をこする検査です。
通常痛みはありませんが、腟を広げる際に痛みを感じることがあります。
後日に病理医が顕微鏡で確認して、結果をお伝えします。
検査後、わずかに出血を伴うことがありますが、数日で止血しますのでご安心ください。
経腟エコー(超音波)検査
子宮や付属器(卵巣・卵管)を超音波画像で確認する検査です。
内診や触診ではわからない病気を診断することもできます。
経腟プローブという棒状の超音波機器を腟の中に挿入する検査です。
おなかからみる超音波(経腹法)で確認するよりも、子宮や卵巣・卵管を至近距離で見ることができ、より鮮明な画像が得られるというメリットがあります。
リラックスした状態で受診すれば痛みは感じませんが、緊張によって力が入ってしまったりすると挿入時に痛みを感じることがあります。
また、経腟エコー(超音波)が不可能な場合、経腹法(おなかに超音波を行う方法)または経直腸法(肛門に経腟プローブを挿入する方法)で検査を行います。
当院では、子宮頸がん検診に経腟エコー(超音波)検査の併用をおすすめします。
HPV検査
子宮頸がんの原因になっているヒトパピローマウィルス(HPV)感染の有無を確認できます。
細胞診と一緒に検査を行うことができます。
子宮体がん検査
子宮内膜(体部)の細胞を採取する検査と経腟エコー(超音波)検査を行います。
子宮体がんについて
子宮内膜から発生する悪性腫瘍(がん)で、子宮内膜がんとも言います。
40代後半から徐々に増加し、50~60代以降に発症のピークを迎えると言われています。
症状のほとんどが不正出血で、閉経後または更年期での不正出血があるときには注意が必要です。
細胞診による検査
子宮の内側に細い棒状の器具を挿入して子宮内膜の細胞を採取します。
後日、病理医による顕微鏡での診断を経て、結果をお伝えします。
子宮の中の検査なので、痛みがあります。また検査後、出血が1週間程度続くことがあります。
子宮体がんの患者さんは比較的高齢のため、子宮の奥まで器具を挿入することが難しい場合もあります。
経腟エコー(超音波)検査
子宮や付属器(卵巣・卵管)を超音波画像で確認する検査です。
内診や触診ではわからない病気を診断することもできます。
経腟プローブという棒状の超音波機器を腟の中に挿入する検査です。
おなかからみる超音波(経腹法)で確認するよりも、子宮や卵巣・卵管を至近距離で見ることができ、より鮮明な画像が得られるというメリットがあります。
リラックスした状態で受診すれば痛みは感じませんが、緊張によって力が入ってしまったりすると挿入時に痛みを感じることがあります。
また、経腟エコー(超音波)が不可能な場合、経腹法(おなかに超音波を行う方法)または経直腸法(肛門に経腟プローブを挿入する方法)で検査を行います。
子宮体がんの検査では、子宮内膜の厚みから子宮体がんの可能性を確認します。
子宮内膜の細胞診を術前に行い超音波検査をすることで、安全に実施します。
検査結果のお知らせ
検査結果は原則、後日外来でお伝えします。
コルポスコピー外来(子宮頸がん精密検査)
子宮頸がん検診の結果で異常があった方に、子宮頸がんの精密検査を実施しております。
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