コルポスコピー外来
(子宮頸がん精密検査)
子宮頸がん検診の結果で異常があった方に、子宮頸がんの精密検査を実施しております。
「子宮頸がんの精密検査」として、コルポスコピー検査と組織診を実施しております。
- コルポスコピー検査:子宮頸部を拡大鏡(コルポスコープ)で拡大して観察する検査
- 組織診:病変がありそうな部分から1mm四方ぐらいの組織を取り、どの段階か確定診断する検査
子宮頸がん検診(細胞診)の検査結果の見方
組織診で、高度異形成(CIN3)・上皮内癌(CIS)・癌は手術の対象です。
軽度異形成・中等度異形成は自然治癒することが多いため、3~6か月ごとの定期検診になります。
高度異形成は部分切除(円錐切除術、レーザー手術)で済みますので、子宮を取らなければいけない浸潤癌になる前に見つけることが大切です。
当院は、コルポスコピー検査・組織診を実施しています。
昭和大学江東豊洲病院、がん研有明病院と連携して、手術が必要な際は、組織診結果を共有し、できる限り早く手術可能施設にご紹介させていただきます。
コルポスコピー検査と組織診をご希望の場合、まず受診していただき、現状の説明を行い、コルポスコピーが必要かを判断してから、月経期を避けた日程で1~2週間以内にコルポスコピー検査を実施します。
検査結果や紹介状をお忘れなくお持ちください。
当日にコルポスコピー・組織診は行いませんのでご了承ください。
検査後、10日程度で結果をご説明させていただいております。
心配で緊張していらっしゃることと思いますが、なるべく痛みが少なく、迅速に検査を行う工夫をしております。
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