Q1.妊娠に与える影響はありますか?
A1.基本的には妊娠中に新型コロナウイルスに感染したとしても、基礎疾患がない場合、その経過は同年代の妊娠していない女性と変わりません。
しかし、妊娠後期(妊娠26週)以降に感染すると重症化する可能性が高まります。
また切迫流早産のリスクも上昇します(参考URL①)
Q2.妊婦の感染が胎児に与える影響はありますか?
A2.新型コロナウイルスに感染した妊婦から胎児への感染はまれと言われています(およそ0.5%程度、参考URL②から)。
また、妊娠初期または中期に新型コロナウイルスに感染した場合、新型コロナウイルスが原因で胎児に先天異常が引き起こされる可能性について、感染していない妊婦の先天異常の可能性と明らかな違いはありませんでした。
Q3.新型コロナウイルス感染症になった
妊婦の重症化リスクの要因はありますか?
A3.以下の項目がリスク要因として挙げられます。
- 年齢 31 歳以上
- 妊娠前 BMI 25 以上
- 妊娠 21 週以降の感染
- 呼吸器疾患、高血圧、糖尿病 など併存疾患
(参考URL①および②を一部改変)
Q4.妊婦健診を受ける日の朝に発熱、咳がありました。
周りには新型コロナウイルス感染症はいませんでした。
その時はどうすればいいですか?
A4.周囲にコロナウイルス感染者がいなくても、コロナウイルスに感染している可能性が否定できませんので、妊婦健診に行く前にかかりつけの医療機関に電話などで相談しましょう。
参考URL[2022/08/28閲覧]
作成日:2022/08/28