NT肥厚とは、妊娠初期の胎児の首の後ろにあるむくみが増加することで、ダウン症や心臓疾患などの可能性が高くなることを指します。
ダウン症候群のスクリーニング検査としてNTを計測することが多いヨーロッパやオーストラリアなどではNT単独で評価に用いることはなく、母体年齢や母体血清マーカー検査(PAPP-A、free βhCG)との組み合わせによりダウン症候群の確率が計算されます。
NTスペシャリストによる検査
豊洲レディースクリニックでは日本で30名程度しかいないNTスペシャリストの院長が超音波検査をさせていただきます。
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遺伝カウンセリングについて
NT肥厚は、遺伝的な要因も関与しているとされており、丁寧な遺伝カウンセリングが大切になります。
豊洲レディースクリニックでは、日本人類遺伝学会認定臨床遺伝専門医や認定遺伝カウンセラー®がNT肥厚のある妊婦さんに対して、 遺伝カウンセリングを行わせて頂きます。
遺伝カウンセリングでは、遺伝子疾患や障害のリスクを説明し、そのリスクに基づいた適切なトピックを提供します。
また、妊娠や出産に伴う不安やストレスを抱える妊婦さんに対しては、常勤の助産師が精神的なサポートも提供しています。
これらの支援を通じて、患者さんの妊娠・出産期間を安心して過ごしていただけるよう、全力でサポートいたします。
作成日:2023/04/05