妊娠したかな?と思ったら、医療機関(産婦人科)を受診しましょう!
産婦人科の診察では、市販の妊娠検査薬使用の有無や最終月経の日付、不妊治療の有無(採卵日・移植日)を確認されますので、事前にメモなどにとっておくとよいでしょう。
また、経腟エコー(超音波)を用いて胎嚢(赤ちゃんのふくろ)、赤ちゃん(胎芽)の大きさの測定、胎児心拍数の確認を行います。
ただ、赤ちゃん(胎芽)の大きさがある程度を超えないと分娩予定日を決めることができません。
妊娠の届出
分娩予定日が決まってから、お住まいの役所に「妊娠の届出(母子手帳をもらいます)」をします。
妊婦健診
妊娠健康診査(妊婦健診)は、お母さんと赤ちゃんの健康状態を確認するためにとても大事な健診なので、以下の受診目安を参考に、定期的な受診をしましょう。
- 妊娠満23週まで:4週間に1回
- 妊娠満24週から35週まで:2週間に1回
- 妊娠満36週から分娩まで:1週間に1回
受診票(補助券)の使い方
ここで注意することは、母子手帳と一緒にもらう受診票(補助券)の使い方です。
- (1)妊婦健診を受ける医療機関に、使用する受診票の種類とその枚数をどの時期に使うかを、確認・相談しましょう。
- (2)妊婦健診そのものは自費診療です。受診票の検査項目部分については、公費負担の対象となり、費用はかかりません。
しかし実際は、診察料や、妊婦さんの状況などにより受診票以外の検査等を行った際に、公費負担との差額をお支払いいただくことが一般的ですので、無料で妊婦健診が受けられることはほぼありません。
作成日:2022/07/25